現在契約社員、このまま続けて大丈夫?
正社員登用?契約無期化?雇い止め?どうすればいいんだろう?そう考えたことはありませんか?
契約社員には正社員登用はもちろん無期雇用という制度もある一方、
会社側から契約期間満了で雇い止めをされてしまうという可能性もあります。
昨今では、終身雇用制度の崩壊も示唆されており正社員といっても油断できなくなってきました。
どういうプランがあるのかを知っているのと知らないのでは今後大きな差が出てきます。
本記事では契約社員として経験のある筆者が実体験をもとに雇用形態のメリットデメリットをはじめ、どういうキャリアプランがあるのかを解説しています。
※正社員/派遣社員/アルバイトの方も参考になります
契約社員の基本情報
契約社員とは、企業等と期間を定めた労働契約(有期労働契約)を交わし従事する労働者のことを指します。有期労働として働ける期間は最大で通算5年までと定められており、5年を経過する場合は会社側は「正規雇用(正社員)」「無期雇用」「雇い止め」を選択する必要があります(5年ルール)。会社によっては数年で社員登用とすることもできますし、有期間の契約によって事前に通知をすれば途中で契約を解除できる場合もあります。
契約社員のメリット、デメリット
・希望の職種や場所での勤務
・仕事とプライベートの両立が容易
・大きな責任を負うことが少ない
・給与は比較的正社員と近い
とは書いてみたものの、実際はデメリットが多い印象です。
・雇用が安定しない
・待遇が変わらない
・大きな達成感が得られない
・退職金やボーナスが出ない場合がある
経過年数別やること
※雇用保険加入期間が通算12ヶ月以上ある場合は失業保険ももらえますので1年は勤務できるように心がけましょう
→まずは業務に慣れる、職場のコミュニケーションを強化する期間
※余裕があれば、資格や新しいスキルも身につける
・2〜3年目
→①正社員、無期雇用を目指す場合は上長に相談し結果を出す
→②契約社員として契約満了まで働く場合、その会社でメリットがあるのか検討
→③転職や一時休職も視野に検討する(働き詰めは良くないですからね!)
・4年目
→転職活動(専門業ならフリーランスもあり)
→期間満了後リフレッシュ期間を取る
※期間満了は離職票の事由に会社都合とできるため雇用保険勤続年数に応じて自己都合退職
よりも給付金が多くもらえます
今なら、金銭面や職場環境が安定していても2年周期ほどで環境を変えると思います。
数多くある企業で本当にその会社だけに働き続けることがいいことなのか、ということを自問自答しましょう。
おすすめプラン5選
また、現在正社員の方であっても、年功序列型の職場で上位のポストが空く見込みがない場合も同様です。
世の中には山ほど会社もあり、今の業務内容や勤務時間で1.5倍〜2倍以上の給料がもらえる企業も中にはあるかもしれません。今の環境が安定している場合、新しいチャレンジは避けてしまうのはわかりますが、無料で相談できるサービスは多くあるため試しに自分の市場がどういう待遇なのか比較するためにも無料登録してみてもいいかもしれませんね。
※個人事業主になると、家賃や食費、作業に必要な道具も経費で落とせる場合があるため圧倒的にサラリーマンでいるよりも金銭面では充実するでしょう。
会社によって休職制度が設けられるている企業は多くあります。条件についてご自身の雇用契約書や従業員規則をご確認ください。
また、これはずるい方法ですが、「眠れない」「不安で憂鬱になる」等のネガティブな状態が継続している場合は通院することで、休職が認められることがあり、所属している健康保険組合から傷病手当がもらえるケースがあります。(過去1年の給料の2/3が最大1.5年受給できる制度)
また、退職についても、自己退職の場合でも雇用保険の勤続年数次第では最低3ヶ月間は給料の約7割程受給できる失業保険制度があります。(もちろん仕事を探す行動をする必要はありますが。。)
ずっと働き詰めもストレスになっている場合があるため、リフレッシュ期間として休むのも一つの手段と思います。
リフレッシュ期間を作り、資格取得や自分の知見を増やし、本当に将来やりたいことを見つめ直すことも大事なことです。
まとめ
ここまで契約社員について話してきましたが、ここからは筆者が実際に体験した上での個人的なまとめになります。
契約社員は与えられる業務もそれほど多くなく、プライベートと両立させる場合にはとても便利な雇用形態だと思います。しかし、年齢を重ねる毎に、雇用期間を気にするようになったり、同じ作業に飽きてきたり、自分にとって意味のあることなのか。と自問自答するようになり、副業や契約社員について深堀りをしてきました。
その結果、1〜2年は契約社員を継続するのは自分の知識を増やすためには問題ないが、それ以降は転職や副業で生計を立てる。自分への新たなチャレンジをすることで自分の「市場価値」も上げていく方がいいと今では感じます。
将来どういった世の中になるかわからない以上、自分の価値を上げることは決して無駄にはなりません。転職や副業が難しい場合は、資格取得を目指したり、政治経済や今流行の書籍を読むなど、一歩ずつ自分の将来につながる取り組みをしていきましょう。
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